- 世界最高傑作の明かり - メゾンデザイン工房
2019.05.08
世界最高傑作の明かり
こんちはー(^O^)
連休明けで仕事バタバタ、令和になって書類バタバタのとうちゃんです。
今回のブログはちょいとマニアックな世界を紹介しようかと(V)o¥o(V)
主役はこいつだぜっ!!
この顔にピンときたら110番!!ではなく
あっ、この人はっ、、と思ったそこの人。相当なマニアです。変態です。逮捕します。
健全な方は知る由もないでしょうからご紹介すると、
ある有名なものを設計した大先生です。
その作ったものはというと、、、
(画像はHPより拝借)
インテリアが大好きーっ。北欧に憧れるーっ。て人は知っている人もいるはず。
UFOが好きな人は見たことないなーと思われるでしょう。それもそのはず。
デンマークにあるルイスポールセン社が制作している『PH5』という照明器具。
その見た目と超絶性能で照明器具という名の芸術品であります。
写真のちょい悪オヤジはこの照明を設計したポール・ヘニングセンという大先生で、今から60年前に作った有名人です。
(自宅のキッチンからの見た感じ)
この器具の詳しい説明は長文失礼!ってなるのでググってくださいww
私なりに簡単に言うと、、
①どこから見てもまぶしくないグレアフリーで目に優しい。
でもって、なかなか明るい。実物はイメージより大きくて、一番大きいシェードと呼ばれる羽の部分で直径50cmあります。
(自宅のダイニングに座って下から見た感じ。)
②器具の中を赤と青に塗って、明かりの色を黄昏(たそがれ)時の紫がかった心落ち着くロマンチックな色にときめいちゃおうよ。てきな。
ぱかっとあけるとこんな感じで赤と青に塗られていて、明るさだけでなく電球の色をコントロールしちゃっています!!
素晴らしい!!まさに芸術!!よくぞ考えたぞちょい悪!!
現代照明の父と言われるのは伊達じゃないぜ!
赤+青は?
紫ーーっ!
なんか、スペクトルの弱い赤と青を補っているとかいないとか。。
詳しい話はよーわからん。
が、しかし、非常によいっ。
しいて言えば背景の右の木製ブラインドはちょい上げで揃えるべきだった(#^.^#)
これは私のミス。。。
しかしですね、ここでちょっと疑問が
心の声(あんた建築屋さんでしょ?器具に色塗るってさー、今なら電球の色は電球色だの、昼白色だの、間をとって温白色だの、光の強さも調光だの、明るさと色を同時に変えるシンクロ調光だのあるの知らねえの?そっちのほうが便利じゃん。安いし。)
って声は聞こえません。それでは男のロマンがない。
私の中では発表された1958年にタイムスリップしているのだ!現代では意味のない電球の色を変えるためにすげぇなぁと思いながら晩酌をすることこそ変態マニアの楽しみであーる(-“-)
これの何がこんなにいいんだ?と思っているそこのあなた、
この照明器具の開発談話の中で、「なぜこのような照明器具を作ったのですか?」
ってポール・ヘニングセン先生に質問したそうで、そしたら、
『テーブルの向こう側の妻の笑顔を綺麗に見せたかったからだよ』
だってさ。いやいや、ちょっと待てよ
イケメンすぎる!
黄昏(たそがれ)の瞬間の光を表現したいとか、北欧の寒くて長い夜を暖かくて優しい光で乗り越えようとか言ってたあたりから匂ってましたが、ここまでイケメンだと腰抜かしますわ!!
とりま、自宅を建てる時にこだわり盛りだくさんで建てましたが、このPH5もその一つ。
こだわりランキングトップ3に入るものです。
その他のランキングは別の機会に小出しで出します(・へ・)
土木の学校を卒業して間もなく建築の道を志した若き日のとうちゃんは、建築の本を読み漁り、おしゃれな建築雑誌のおしゃれなインテリア。そこに写っていたのはこのPH5というおしゃれな照明だったのかも。開発秘話とか機器の性能とか調べると買うしかないでしょってなっちった(・へ・)
たかがダイニングの照明に10万円は高すぎる。(楽天・Amazon調べ)
PH5ってベタすぎるくない?しかも白って。もっと冒険しようよ。。。
などのまっとうな意見悪魔のささやきが聞こえてきましたが、
『世界で最も有名な照明器具』
『ダイニングのペンダント照明の完成形』
『照明器具の世界最高傑作』
などなど、その逸話に偽りなし!!
・・・ダジャレじゃねえし、たまたまだし。
てなわけで、家づくりの参考にでもなれば\(^o^)/
PH5を迷っているなら入れちゃいなよ!
間違いなく良いものですよ!!
1歳になった彩葉(いろは)ちゃんと共に
では、また(-_-)/~~~
投稿者:Kosuke Suzuki